アウルスイミングで頑張るジュニアスイマーを紹介します。今回のヒーローは、先月15級に合格した 越川春輝(こしかわはるき)くん 5年生です。
春輝くんは5才からスイミングを始めました。春輝くんが初めて15級にチャレンジしたのは1年前の9月でした。その時のタイムは5分02秒。合格まではあと32秒もありますが、春輝くんもいつか15級に合格して、トロフィーをゲットしたい!そんなやる気に満ち溢れていました。その後もチャレンジを続け、6回目のチャレンジで4分37秒のベストタイムをマークします!合格まであと7秒です。しかし、ここからが15級、200m個人メドレーの難しいところです。チャレンジを重ねるたびにタイムが落ち、10回目のチャレンジでは5分10秒というワースト記録を出してしまいます。春輝くんの目から涙がこぼれ落ちていました。それからしばらく春輝くんは記録会を受けませんでした。
200m個人メドレーにはペース配分の難しさがあります。15級に合格するためには、最初のバタフライ50mを1分程度で泳がなければなりません。その後に背泳ぎ、平泳ぎ、クロールを泳ぐわけですから、この難しさは泳いだことのある人にしかわからないでしょう。 進級基準表はこちら
ワースト記録の最後の記録会から3ヵ月後、春輝くんは11回目の記録会にチャレンジします。明らかに何かが違いました。前半から積極的にとばし、後半の粘りもありました。そしてタイムは4分25秒!ついに15級合格です。実に最初のチャレンジから1年の月日が経っていました。そしてプールから上がってきた春輝くんの第一声は「超気持ちいい!」でした。そうです。北島康介選手がアテネオリンピックで金メダルを獲ったときの名ゼリフです。しかしその言葉は本当に心の底から自然にわいてきた言葉のようにコーチは感じました。春輝くんはこの3ヶ月間自分を追い込み、全力で練習してきました。「ただ普通に練習してたら速くならない。常に全力で練習して苦しくても頑張れる体力をつけないといけない。」というコーチのアドバイスを忠実に守っていたのです。後から聞いた話ですが、春輝君の中では今回が最後の挑戦、これでだめならやめる覚悟で臨んだ記録会でした。だからこそ、この「超気持ちいい!」という言葉が出てきたのでしょう。北島選手も春輝くんも頑張ったから言える言葉なのです。

超気持ちよくなった直後の春輝くん
春輝くんは今月でスイミングをやめます。目標達成です。まだ続けてほしいけど、15級まで頑張ってくれたのでコーチも言うことありません。今回のチャレンジ精神を忘れずにまた次の目標にチャレンジして下さい!
「超気持ちよくなれてよかったね!
15級の誇りと自信を忘れずに次の目標に向かって頑張ってね!」
次のヒーロー、ヒロインはキミだ!!